【社葬のメリット】
・費用を会社が負担してくれる(会社はその費用を経費計上できる)
・会社の宣伝活動の一環としても活用できる
・社員が一丸となって取り組むため社員としての自覚を促すことができる
【社葬のデメリット】
・たくさんの人が関わるため拘束時間が長い
・葬儀での使用を想定していない会場になることが多く焼香などができないこともある
・多くの参列者が予想されるため、大規模な会場を抑える必要がある
【社葬が向いている人】
・会社経営者や創業者、役員などの経営陣
・何らかの形で会社に貢献した人
・業務中の事故などが原因でお亡くなりになられた人
生前葬は、文字通り自分が生きているうちに開催する葬儀のことで、お別れ会などと称して行う場合もあります。一般的には、会食をしながら余興やスピーチなどが行われることが多いですが、通常の葬儀とは異なり宗教儀式を伴わないため、自由に本人の希望を反映した内容にすることができます。またお世話になった方々に感謝の気持ちを直接伝えることができるのも生前葬のメリットといえます。
生前葬は、人生の節目に区切りとして行われたり、病気が判明した方が元気なうちに感謝の気持ちを伝えたりしたいという気持ちから行われることが多いです。
【生前葬のメリット】
・直接感謝の気持ちが伝えられる
【生前葬のデメリット】
・死後に宗教儀式としての葬儀も行うため葬儀費用が2回分かかる
【生前葬が向いている人】
・病気が判明し、元気なうちに感謝の気持ちを伝えたい場合
・人生の区切りを迎えた場合
自宅葬とは、故人様のご自宅で行う葬儀のことです。文字通り葬儀を行う場所を表しているもので、「一日葬を自宅で行う」、「家族葬を自宅で行なう」、といったように葬儀の種類は別途選ぶ必要があります。
最近は、斎場で葬儀を行うケースが圧倒的に多いですが、自宅葬は慣れ親しんだ自宅でのお別れとなるため、故人様にとってもご家族様にとっても、落ち着いてお別れができるというメリットがあります。また自宅であるが故に時間などの縛りがないため、自由度の高い葬儀をすることができます。ただ会場費がかからない代わりに、準備や片付けなどの負担は斎場で行うよりもかかってしまいます。またお住まいの集合住宅によっては、自宅葬が禁止されていることもあるため注意が必要です。
【自宅葬のメリット】
・住み慣れた場所で最期のお別れができる
・会場使用料がかからない
・時間に縛られず葬儀ができる
【自宅葬のデメリット】
・準備や片付けの負担が増える
・家に多くの会葬者が来場するため近隣への配慮が必要になる
・家庭のプライベート空間を会葬者に見られてしまう
【自宅葬に向いている人】
・慣れ親しんだ場所でお別れがしたい場合
・交友関係が広くなく、自宅に呼べる範囲で充分な場合
続く